橋本まさを ランキング!

橋本まさを ゴールデン☆ベスト 黒沢明とロス・プリモス

1969年から77年まで黒沢明とロス・プリモスはビクターに所属していました。この盤では、その8年間に発売されたオリジナルとカバーを取り上げています。ヒット曲"ヘッド・ライト"をはじめとした筒美京平作品に代表されるように、クラウン時代に比べると少し垢抜けた印象です。吉田正作品もカバーも含め2曲歌っています。マニアックな曲もありますが歌唱・伴奏共に高水準なのでムード歌謡の黄金時代を追体験することができます。高橋正人氏による簡単な解説、レコード番号と発売年の表記あり。 ゴールデン☆ベスト 黒沢明とロス・プリモス 関連情報

橋本まさを ALL THE SINGLES

私は本作の他にも「ヒデキ・ゴロー・ジュリー」のシングル盤BOXセットを所持するろくでなしです。黄金時代・70年代の歌謡曲好きとしてはそれら各々に愛着がある訳ですが、とりわけ本作はB面の楽曲まで年代順に網羅されていて圧巻!親会社の体力あればこその企画力に感謝ですね(そのB面は未だに宝の持ち腐れ。スミマセン)。個人的な聴き所は、もうダントツにディスク1~4のA面曲群。先ず1~2の「純情美少年路線」に着目すると「男の子女の子」「よろしく哀愁」は言うに及ばず、1-3、1-9、1-15、1-23、2-1、2-11、2-17、2-19、2-22といった重要曲が目白押し!特に「裸のビーナス」「悲しきメモリー」「お化けのロック」の軽やかさが大好きです。ディスク3~4の充実振りには茫然自失!郷さんが少年から青年へと鮮やかに変貌を遂げた「禁猟区」を皮切りに、3-3、3-7、3-11、3-13、3-15、そして大傑作バラード「マイレディー」。さらに4面のA面曲に至っては、その全てが高レベルの完成度で身震いするほど。筒美京平との蜜月時代以上に、網倉一也・都倉俊一作の楽曲との相性の良さが際立ちすぎです。「タブー」「若さのカタルシス」「未完成」、極めつけの二部作「哀愁ヒーロー」で中期の総決算を果たした後も、節目節目で5-1、5-9、5-15、8-1、8-3の様な重要曲を残していく飽くなき活力。我が国屈指のエンターティナーが歩んだ道程を俯瞰するに、これ以上のツールはありません。全曲の歌詞、LP・シングルジャケット写真を含めたブックレットも含め、大人買いする価値ありの本BOXセット。廃盤にならない内にゲットして下さい! ALL THE SINGLES 関連情報




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