カール・パーマー ランキング!

カール・パーマー ワーキング・ライヴ Vol.3

このシリーズも3枚目となるとネタも切れてくるだろう(笑)、全編ライヴでの収録ではなく、後半の3曲はカール名義で2001年に出たアンソロジー(国内盤未発売)からの貴重音源収録がなされている。まず、パーマーのバンド(ギター・トリオ)によるライヴだが、個人的にはギターのポール・ビアラトヴィッツのプレイ(特にニール・モーズなどとの活動において)に魅了されていたので、それを聴くだけでも価値があった。ボートラは、やはりホロヴィッツ作品を22分展開する#7は圧倒的。良心的な選曲だしかし、惜しいのは、ここで3曲収録しても、そして同時期発売されたELPの紙ジャケSHM−CDのボートラを含めても、まだカールのアンソロジーの中に1曲、入手困難な曲があるのだ(「Ready Mix」なるマイク・オールドフィールドとのデモ)。私個人は本作の#8欲しさにマイク・オールドフィールドの「ファイヴ・マイルズ・アウト」を購入しているので、ここでの再収録は要らなかった。かわりに「Ready Mix」を収録してくれたら100点だった。惜しい! ワーキング・ライヴ Vol.3 関連情報

カール・パーマー ワーキング・ライヴ(2)

現在のELPの3人の中でも、現役のミュージシャンとして最も生き生きと活動しているがカールだろう。「ドラマーの視点で捉えなおしたELPクラシック」とでもいう形で、ギタートリオ編成で過去の名曲をセルフカヴァーしているが、それをライヴで収録するあたりが彼らしい。本作が2作目になるが、布陣は変わらず。ショーン・バクスター(G)とデイブ・マークス(B)はともに音楽学校の教師であり、特にショーンはキースの指癖満点のピアノのソロを楽々とギターで弾きこなす。これはちょっとした驚き。カールもお約束の超手数の多いドラムソロも含め、堂々としたドラミングを披露。年齢的なものを考えたら超人的なプレイである。キースもゴジラのサントラで威風堂々とした彼らしいスコアを書き、元気なところを見せたが、本作のカールも含め、ELPファンにはグレッグ含め3人の元気な活躍が本当に嬉しい。できれば本作は映像でも見たいなあ...。<曲目>1.Hoedown2.Trilogy3.Jazz. Section4.Tarkus & Aquatarkus5.Carmina Burana6.Fanfare & Drum Solo ワーキング・ライヴ(2) 関連情報

カール・パーマー 別冊カドカワtreasure Progressive Rock プログレッシヴ・ロック Special Interview キース・エマーソン (カドカワ・ミニッツブック)

Kindle でキースのインタビュー本を販売しているのを知って即決でダウンロード。内容も個人的には大当たりでした。今後もこの手の編集作品を販売してくれると嬉しいですね。 別冊カドカワtreasure Progressive Rock プログレッシヴ・ロック Special Interview キース・エマーソン (カドカワ・ミニッツブック) 関連情報




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