これまでも私は新選組のなかでは最も斎藤一が贔屓だったのだけど、『一刀斉夢録』を読み、新選組結成から西南の役まで15年、闘争また闘争を生きた斎藤一が改めて好きになった。その斎藤が語る甲州鎮撫に赴く土方が、日野宿で盲目の兄為次郎と再会するシーンには泣けた。NHK大河でやった時、土方を山本耕史、為次郎を土方役者NO.1の栗塚旭が演じていて(年齢差もあって)これはあんまりだなあと思ったのだけど、この場面のイメージにはぴったりで驚きました。冷酷、荒ぶるばかりではない人間土方歳三が描かれていて、やっぱり浅田次郎は土方歳三が好きと見ました。ただ征韓論〜西南の役が西郷、大久保の出来レースだったというのは俄かには肯んじる訳にはいかないけど。まあ陰謀史観の類だね。剣の残心のようなラストも良く、大好きな新選組の“見てきたような浅田講談”と云ってしまえばそれ迄ですが、満足の一冊。三部作で終わらずこれからも新選組ものを書いて下さい、浅田さん。 一刀斎夢録 上 (文春文庫) 関連情報
このCDは必見です!お勧めいたします。1.2.3本たてですが、是非お聞きになると良いかと思います! ボーダー・ライン(2) 関連情報
マーベル・アニメイテッド・ユニバース7勇者ソー:アスガルドの伝説【DVD】
ケネス・ブラナー監督の映画『マイティ・ソー』を見て他のソー関連の作品が見たくて購入しました。以前『マイティ・ソー:アスガルドの伝説(漫画)』を購入したことがあるのですが、どうにも映画のソーやシフ、ウォーリアーズ・スリー、ロキの印象があまりにも違い「本来はこういうキャラクターだったのだな」とそれはそれとして納得して読んでおりましたが、あまりの違いに驚きもしました。ですが、このアニメの『勇者ソー:アスガルドの伝説』は映画『マイティ・ソー』のキャラクター達と再び出会えたような気持ちにさせてくれます。原作の漫画を元に映画が作られたのは理解しておりますが、映画版の彼らは漫画版とは違う印象を強く受けました。アニメ版は、見たあとに「アニメの彼らが後々映画『マイティ・ソー』で出会った彼らになったのだ」と説明されても、大体納得がいくような性格となっております。(当然違いもありますが、こちらは書くとネタばれになるので書きません)ですので、ケネス監督の映画『マイティ・ソー』が好きな方にはこちらは楽しめると思います。逆に『マイティ・ソー:アスガルドの伝説(漫画)』のイメージで購入されてしまうと別物という印象になるかと思いますのでご注意を。 マーベル・アニメイテッド・ユニバース7勇者ソー:アスガルドの伝説【DVD】 関連情報
脚本・キャストもさることながら、素敵な演出が光っています。なかでもおすすめはトラック10、由利の畳み掛けるような言葉攻めのシーン。言葉だけで、ここまで艶っぽいシーンになるとは…是非聞いてみて下さい。特に三木さんファンの方、オススメですよ☆ゆったりした口調に柔らかそうな物腰だが、頭の切れる曲者で奇抜なファッションセンスの持主・由利潤一郎役は三木眞一郎さん。真面目で仕事熱心、どこか他人を寄せ付けない風があり、凛としていながらも繊細さを感じさせる刑事・真行寺佳也役は鳥海浩輔さん。お二人ともとてもハマリ役。全体的に非常に完成度の高いCDだと思います。ただし、これは三枚で完結するシリーズの一枚目ですので、あと二枚聞かないと物語の終わりを迎えることは出来ません。三枚にわかれた分じっくり丁寧に作られている代わりに、一枚完結ではなく、続編まで待たされるというのがデメリットと言えばデメリット。けれど良いものは待ってでも聞きたい。私も今から続きを楽しみにしています。二枚目は五月、三枚目は七月発売予定です。 ボーダー・ライン(1) 関連情報
図書館で借りた後、こちらで購入しました。税理士との付き合い方が分かりやすかったです。 年商1,000万円を超えたら税理士に頼みなさい 関連情報