Brother to Brother

今から３０年近く前、高円寺の深夜喫茶で初めてこのアルバムを聴いたときには、全身が総毛立つほどの衝撃を覚えた。以来、このアルバムを超える完成度を持つアルバムを聴いたことがない。隅から隅まで計算され尽くしているにも関わらず、これほどまでにエキサイティングでエモーショナルなものに仕上がっているのは驚嘆すべきことだ。曲の完成度、演奏、アレンジ、もちろんジノのボーカル、どれをとっても一分の隙もない、驚異的な完成度のアルバム。 Brother to Brother 関連情報

ザ・ジスト・オブ・ジェミニ(紙ジャケット仕様)

はじめてのジノ・ヴァネリがこのアルバムだった。今聴くとプログレっぽいが、例えると数段上手くなったＥＬＰの演奏にジノのボーカルが重なるという感じか。超絶さと美しいメロティの心地よさは既にこのときに熟している。後年のBrother To BrotherやNight Walkerで中毒になったひとが聴くともう社会復帰は難しい。「Fly Into The Night」と「Summers Of My Life」は特に素晴らしい。前者のキードードのリフは当時よくパクられていた。 ザ・ジスト・オブ・ジェミニ(紙ジャケット仕様) 関連情報

ナイトウォーカー

前作のブラザー・・・も大作ですが、１曲目からジノ・バネリの魅力十分に聴かせてくれますね。2曲目はブレイクチョッパーベースとドラムがご機嫌なナンバー。3曲目はスローなナンバーとパワフルなボーカルで聴かせます。4と6と8曲目はちょっとポップでメロディアスなナンバー良い曲です。7曲目私としては1曲目のナイトよりコッチの方が好き。ヴァネリ万歳！！ ナイトウォーカー 関連情報

ジノ・ヴァネリはイタリア系カナダ人のシンガーソングライター。
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