長嶋有 ランキング!

長嶋有 FIELD OF NINE DIGITAL EDITION200

面白いです。野球をテーマにしたカードゲームはなかなかないので貴重です。内容もしっかりしていて戦略を立ててうまく試合を進めたり、ペナントなどを勝ち抜いて強いカードをもらいそれをまたデッキに組み込み有利に戦ってゆく。データなどは今となっては古いですがお気に入りに選手カードを使って戦って勝つというのは気持ちいいですよ。 FIELD OF NINE DIGITAL EDITION200 関連情報

長嶋有 ゲームホニャララ

世の中すべてをゲーム目線で語る作者に親近感を覚えます。随所にウィットにとんだ笑いがあり、げらげら笑って読みました。ファミコン世代必携のエンタメ本ではないでしょうか。 ゲームホニャララ 関連情報

長嶋有 猛スピードで母は (文春文庫)

映画にもなっている【サイドカーに】と芥川賞受賞作【猛スピードで母は】の中篇2つで出来ている本。長嶋さんの作品は初めて読んだのだけれど、全体にとても良質な児童文学の匂いがして好感が持てました。破天荒な父親と大喧嘩して出ていった生真面目な母親。そこに突然現れた謎の女性洋子さんと薫とのヘンテコな夏の友情が描かれた、サイドカー。職業も付き合う男性も、どんどん変わっていく母と小学六年生の慎の暮らしぶりが淡々と書かれている、猛スピードで。共通して出て来るのは、どこか欠落してるハグレ大人。と、彼や彼女らに振り回されながらも、「大人にも色々な大人がいて、それぞれに事情があるんだ」って事がわかっている子供。両者の不思議な信頼関係の質感が凄くリアルで好きだった。サイドカーでの、洋子さんと薫が子供と大人の関係だけじゃなく、女同士で友情を育んでる感じ、もらったテープの思い出を大切にしてる点。猛スピードの母が、女手一つで息子を育てる為に選んだ仕事。その職種ならでは、の嫌な場面を見てしまった後ドキマギする慎と、サバサバした母の対比。さらりとした文体の中に子供と大人の向き合い方の核心書けてるのに驚きました。今度長編も読んでみたいと思います。 猛スピードで母は (文春文庫) 関連情報

長嶋有 ジャージの二人 [DVD]

堺さんが自然体すぎて、これが素なんじゃないかと思わせる映画。無職で女房に浮気される冴えない中年男を、これほど爽やかに愛らしく魅せるなんて、やっぱり怪優ですね。 ジャージの二人 [DVD] 関連情報

長嶋有 ジャージの二人 [DVD]

ちょうど堺雅人が篤姫で騒がれているときに、堺さんにキャッキャ言ってる母親と映画館に行きました。独特の間を監督をはじめとしたスタッフ・キャスト陣がとにかく楽しんでいるようでした。笑っていいのか、泣いていいのか…内容はユルユルなのに、常に心躍ります。ジャージへの執念を感じる作品で、ブランケットの代わりにジャージを貸していました。中村監督は大作も多く撮っていますが、他のニュージェネレーションと呼ばれる、日本映画の新鋭監督よりも突き抜けている気がします。これまではそんなこと思いませんでしたが、振り返ると過去作どれも真面目で神経質かも?という演出をしている、とっても前向きに鬱屈した感性を見せています。堺雅人で見るのもよいが、それよりも中村監督の代表作、そして鮎川誠(なぜ!?)がたまらないのでそこ、注目です。 ジャージの二人 [DVD] 関連情報




Loading...


ここを友達に教える