寺島愛 ランキング!

寺島愛 続・取愛兄弟 vol.1

ドキドキする。二人から告白される。夢のようで、ありえない事で、キュンとします。 続・取愛兄弟 vol.1 関連情報

寺島愛 愛の流刑地 [DVD]

セックスに溺れていく堕落的な話として捉えられているレビューをみて「あなたは人を愛したことがありますか」と、トヨエツばりに叫びたくなって書いてます。自分を激しく求め必要とされている実感を得る手段がセックスだっただけで動物がするそれとは意味が違うと思います。家庭にも戻れず、恋にも走りきれず死を選ぶ冬香の気持ちよく解ります。恋が現実になってしまえば、捨ててしまった家族を苦しく思うし恋を捨て家庭に戻れば、自分を激しく女として必要としてくれる人の存在を失ってしまい生きる意味が薄れてしまう。こんな女いない、と書いてる人も多く見られましたが私はむしろ多くの女の中には冬香が眠っていると思います。女をそうさせる男が少ないだけではないでしょうか?母親が最後被告人側の証言台にたったのも娘の冬香が選ばざるを得なかった顛末を同じ女として共感し犯人を憎みながらも、そこへ向かわせた夫にも怒りを覚えたからでしょう。多くの女性はきっと最後はこの母の気持ちになって冬香を愛してしまうのではないでしょうか。 愛の流刑地 [DVD] 関連情報

寺島愛 愛と哀しみのジャズカタログ (小学館文庫)

僕は寺島氏のいい読者ではない。『辛口!JAZZ名盤1001』 (講談社プラスアルファ文庫)や『JAZZリクエスト・ノート』等にやや辛口の評価を下したし、氏の名盤嫌いや偏愛的嗜好に対して、初心者は気をつけるべしなどといった警句を発してきた。しかし、本書の読後に、寺島靖国という人が、案外素直で柔軟性を持ったいい人だと思えた。エッセイの中で頻繁にも出てくるジャズレコード屋めぐりでのやりとりは、根っからのジャズマニアの悲しき性が、目に浮かび微笑ましいし、アーチー・シェップの再評価や「マイルスはどうしても別れられない魔性の女だ!」などの章も、十分共感できた。『辛口!JAZZ名盤1001』などのアルバム解説的著作では、その独断的嗜好が鼻についたが、本書はエッセイゆえ、寺島氏の日常や心の動きがわかり、楽しく読めた。寺島氏の個性ここにあり、といった感じだ。去年上京の折、四谷のイーグルに初めて行って、後藤雅洋氏と少し話す機会があった。硬派の著作からして、こわーいジャズ親父かと思ったら、まるで、脱サラのオジサンのような素朴さと気負いのなさに驚き、感動した。寺島氏のメグには学生時代数え切れないほど行ったが、寺島氏と話をしたことはなかった。次は吉祥寺で寺島氏に会ってみたいと思った。 愛と哀しみのジャズカタログ (小学館文庫) 関連情報

寺島愛 JAZZ偏愛主義: ジャズの新しい聴き方・愛で方 (DU文庫)

本書の文章が好いネ・・・スウィングしてるぜ!著者は、ジャズ評論家であり、吉祥寺ジャズ喫茶「Meg(メグ)」のオーナー兼マスターとして知られる人物である。ジャズとオーディオに関する著書も多数ある。オーディオのために自宅用の電柱を立てたほどである。表紙の美女がこちらを見つめている。本書は2段構えの構成で、A面が”ジャズ鑑賞法”、B面が“おすすめのCDガイド”である。ジャズ初心者にでも、ジャズの楽しさをとことんまで語ってくれる。著者は、年代からいっても(ごめんなさい)、感情をもっとナイーブに出したスウィングするジャズを愛する人なのである。だから、ヨーロッパ風といわれる洗練され過ぎたピアノ・トリオに異議を唱えるのである。「岩のようにゴツゴツとした」ジャズを著者は愛するのである。ジャズはヨーロッパ、とくに北欧に渡って洗練され多くのファンの支持を得た。しかし、著者の想いもよく分かる。デューク・エリントンの名曲“スイングしなけりゃ意味ないね「IT DON'T MEAN A THING (IF IT AIN'T GOT THAT SWING)」”と聴き比べてみればわかる。個人的には両方好きな私です。本書でジャズの楽しさを是非どうぞ!お薦め。 JAZZ偏愛主義: ジャズの新しい聴き方・愛で方 (DU文庫) 関連情報

寺島愛 愛と哀しみのJAZZ日記

~「Swing~~ journal」連載に加筆した一冊。「あの世に一冊持ってゆくとしたらこの本」と著者の寺島靖国氏は書いているが、なぜか日記の書籍化は陳腐化することが多いので、この本もそこまでいいかと言われると(・・?)? 1999~2002の日記なので、逆にもう少し時が経つと感じるものがあるかもね。「言いたいことを書く」というスタンスは、この本では著者の他書籍以上に感~~じられる。そこが歯切れ良くステキだ。~ 愛と哀しみのJAZZ日記 関連情報



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