内田春菊（原作）×友松直之（監督）「最近、蝶々は...」特別対談その① 黒木歩

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ソロモンの偽証事件/裁判　コンプリートＢＯＸ　3枚組 [Blu-ray]

男子生徒が転落死した事故をめぐり、クラスメイトたちが自分たちで真相を明らかにしようと行動する話。全２作で構成される。登場人物の名前と顔が乱立する序盤はやや混乱するが、生徒の死亡事件からその影響までをきちんと描き、混乱する校内の様子になかなか惹きつけられた。中学生たちを演じる俳優はほとんどが無名ながら非常によくがんばっていてリアリティを感じる。いじめや家庭問題、学校の嫌な面などが容赦なく出てくるため観ているとストレスがかかるが、結末がどうなるか気になる引きがあることも確か。ただ、前編でさんざん引っ張ってきたのに後編でも肝心の裁判がなかなか始まらず、さすがにダレてしまう展開。また、検事と弁護士が互いにやり合う一般的な裁判劇と異なり、あくまで関係者からの証言をみんなに共有するにとどまっており、どちらが勝つか、というようなハラハラした面白味はない。死亡した柏木卓也の過去のシーンが描かれるが、強い非難を繰り返す言動に感情移入できず、やたらと嫌な態度ばかり取るヤツだ、という印象ばかり受ける。最後の展開はかなりイマイチで生徒たちがあれだけ苦労して準備してきた裁判はなんだったのか、という思いしかない。警察がきっちり調べれば裁判を開かせる隙もないレベルで真相が明らかになっているだろうし、そういう意味でもリアリティがない。前後編合わせて４時間半に迫る長さだが、終わりに近づくにつれて失速してしまった残念なデキだった。ソロモンの偽証事件/裁判　コンプリートＢＯＸ　3枚組 [Blu-ray] 関連情報

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花子とアンメモリアルブック (NHKウイークリーステラ臨時増刊 10月31日号)

可愛らしい花子の表紙を開くと、まず驚いたのが花子と英治のピンナップです。「花子とアン」の世界がポンッと飛び出てくるようです。毎週のストーリーと名場面の写真とそのキャプションが盛り込まれています。演出裏話や出演者へのインタビュー、舞台となった場所のイラストやセットの解説、中園ミホさんと美輪明宏さんとの対談、吉高由里子さんと仲間由紀恵さんとの対談、絢香さんの寄稿とドラマの音楽を作った梶浦さんのお話、タイトルバックについて、などいろいろ。登場人物一覧も37人もの紹介が短いながらにも掲載されています。ファン必見の一冊です。花子とアンメモリアルブック (NHKウイークリーステラ臨時増刊 10月31日号) 関連情報

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