最近のデンゼル・ワシントンは修道士のような感じがしますね。イコライザーでも法律を守れと、正義の求道者役でしたし、この映画でもとある本を西海岸まで命をかけて運ぶアメリカ版稗田阿礼をしています。昔からこんな役が多かったかなーと思い返してみるのですが、そういえばあの潜水艦の映画でも一徹な副長をやってましたね。今回思わず感動したのは、レオンに出てきたパラノイア的な刑事さんが、カーネギーという役ででてきたところでした。この人の顔を明確に同定して見たのはレオン以来なので、極めて感動的でした。この人も実に面白い役作りをしますね。変わってなくてうれしかったです。人は年を取ってくると、役柄が若いころと変わってきますが、二人とも「そっか」と納得できる役柄で、久々に旧友に会ったような気分になりました。 ザ・ウォーカー [Blu-ray] 関連情報
首のストレッチャーに最高です。でも使用方法に注意して利用してね。 関連情報
(モデルノ ラ テール) Moderno La Terre ネックストレッチャー NS-SD2 説明書 付き (コバルトブルー)
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うちの母用に購入したのですが、すこし大きすぎました。後日、もうひとつ小さなｻｲｽﾞに交換しました。 島製作所 サニーウォーカーSP (中) 格子ネイビー 関連情報
ゲイリー・オールドマンが「娘生まれたからもう悪役はやりたくない」と何かで言ってましたが、今回は久しぶりの悪役でした。しかし、見てみれば何故彼がこの役をやったのかがわかった気がします。「荒廃したバイオレンス未来系」を想像すると肩すかしをくらいます。しかし、人間の文化や宗教。または物や情報や殺戮兵器があまりに多い現代に対する警鐘とも言える深いテーマがうかがえます。何故、運ぶ本が聖書なのかと思いますが、崩壊し救いのない世界で、誰もが忘れた(または知らない)「神」の存在を皆に伝えられる本である言えばその価値がわかるでしょう。人々に安らぎを与える事も、自分が教祖になる事も出来るわけですから。世界に一冊だけ残された聖書を運ぶデンゼル。まるで聖人のように描かれていますが、その旅の中でいつしか「この本にふさわしい人間は自分が決める」と傲慢になっている事に気付くあたりも深いです。またゲイリーは悪党ながらもいかついゴロツキをまとめあげ、秩序を築いているあたりが実はかつて志のあった善人な部分もうかがえます。力は解釈によって救いにも支配力や秩序にもなりうるというメッセージも一冊の本(さらには水や食料、物資)で表現されています。アクションよりはヒューマン・ドラマの要素が強く、デンゼルとゲイリーの二人らしい物語です。 ザ・ウォーカー [Blu-ray] 関連情報
