宝永４（１７０７）年の富士山爆発に幕府は、小田原藩はどう対応したか。時系列でザックリ掴みたいと読んでみました。著者が小山町史・小田原市史の編纂に携わっており、最も近い位置にあった関係から、項目ごとに的確にとらえて書かれています。大変秀逸な内容で参考になりました。 富士山宝永大爆発 (読みなおす日本史) 関連情報
宝永４（１７０７）年の富士山爆発に幕府は、小田原藩はどう対応したか。時系列でザックリ掴みたいと読んでみました。著者が小山町史・小田原市史の編纂に携わっており、最も近い位置にあった関係から、項目ごとに的確にとらえて書かれています。大変秀逸な内容で参考になりました。 富士山宝永大爆発 (集英社新書) 関連情報
非常食 長期保存食サバイバルフーズ 小缶フルセット（クラッカー＆シチュー2品＆雑炊２品）計３０食セット
30食分ということなので、家族3人だと1人あたり10食=>3と1/3日分です。食べていないので味は不明ですが、そして何よりも25年保存可能というのが素晴らしいです。他の非常食(保存期間5年程度)のもの(自宅近くのスーパーで1食約400円、5年分30食で12000円)と比べると、5年ごとの更新の必要が無いので、最初こそ支払う値段は高めですが、圧倒的にコストパフォーマンスが優れていますし、子どもが成人するまでは確実に消費期限を気にしなくても済むのがありがたいです。 非常食 長期保存食サバイバルフーズ 小缶フルセット（クラッカー＆シチュー2品＆雑炊２品）計３０食セット 関連情報
江戸時代の宝永4年（1707年）、624年ぶりに富士山が大噴火した。そこから18年以上経過した享保11年までの人々の（特に農民の）生活を、静かなタッチで描いている。ストーリーはけっしてドラマティックではない。しかし、読み進むにつれ、静かな感動に身が包まれていく。復興に向けた農民達の苦悶や自然との格闘の様子は、生きていくことの切なさと同時に喜びを読者に伝える。一方で、支配階級の保身や浅ましさも淡々と伝えている。例えば、「幕閣の面々は、（中略）、噴火による被害のことなど誰の頭にもない。彼らにとっての大事は、己の地位、役目がどうなるか、ということだった」との箇所を読むと、思わず頷いてしまう。本書を読みながら、「既視感」に捉われた。いつの時代の、どの災害においても、同じ光景が繰り返されていないだろうか。富士山の大爆発の可能性が話題となる今だからこそ、多くの人（特に政治家の人々）に読んでもらいたい書物である。 起返(おきかえり)の記 宝永富士山大噴火 関連情報
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