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ストラヴィンスキー : バレエ組曲「ペトルーシュカ」 (1911年版) (Stravinsky : Petrouchka / Sir Eugene Goossens | The London Symphony Orchestra) [SACD Hybrid] [日本語解説付]

　アナログ時代の名録音レーベルエヴェレストの「ペトルーシュカ」も凄い。この演奏と録音は、1959年にロンドンのウォルサムストゥ・アセンブリー・ホールで行われた。残念ながら、プロデューサー及びエンジニアの名前は不詳である。これは、やはりLP時代に名録音のレーベルとして名を馳せたマーキュリーが得意とした高価な35mm磁気フィルムを使かう手法で次々と名録音を産み出した。その一部がこのCDである。その演奏は、同じレーベルの「春の祭典」の凄演を成し遂げたユージン・グーセンス卿が指揮するロンドン交響楽団によるものである。その特徴は、音だけで十分に情景を具体的に表現できるような描写性にある。ストラヴィンスキー : バレエ組曲「ペトルーシュカ」 (1911年版) (Stravinsky : Petrouchka / Sir Eugene Goossens | The London Symphony Orchestra) [SACD Hybrid] [日本語解説付] 関連情報

ストラヴィンスキー : バレエ組曲「春の祭典」 (Stravinsky : The Rite of Spring / Sir Eugene Goossens, The London Symphony Orchestra) [SACD Hybrid]

オリジナルレコード盤の音は知らないけれど、高音質のレコードが、蘇ったようだ。ただし、バスドラに強烈な重低音を求めるのは無理。この時代のマイクではローエンド迄伸びきるような音は拾えなかったようだ。（同時代の他のレーベルでも同様と思う）それでもオンマイクでリアルな音がさく裂する。演奏の精度は荒目と思うし、時代めいた感もあるが、そこが面白く却って新鮮にさえ感ずる。ブレーズ以前の演奏スタイルが楽しめるのではないか。一応、お奨め。ストラヴィンスキー : バレエ組曲「春の祭典」 (Stravinsky : The Rite of Spring / Sir Eugene Goossens, The London Symphony Orchestra) [SACD Hybrid] 関連情報