ストラヴィンスキー : バレエ組曲 「春の祭典」 (Stravinsky : The Rite of Spring / Sir Eugene Goossens, The London Symphony Orchestra) [SACD Hybrid]
オリジナルレコード盤の音は知らないけれど、高音質のレコードが、蘇ったようだ。ただし、バスドラに強烈な重低音を求めるのは無理。この時代のマイクではローエンド迄伸びきるような音は拾えなかったようだ。（同時代の他のレーベルでも同様と思う）それでもオンマイクでリアルな音がさく裂する。演奏の精度は荒目と思うし、時代めいた感もあるが、そこが面白く却って新鮮にさえ感ずる。ブレーズ以前の演奏スタイルが楽しめるのではないか。一応、お奨め。
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上海陸戦隊 [東宝DVD名作セレクション]
昭和14年東宝映画。当時帝国海軍の全面的協力を得て昭和12年の所謂上海事変で帝国海軍陸戦隊の孤軍奮闘ぶりを描いたもの。監督は熊谷久虎、主演は大日方傳。映画の大半は、中国軍と衝突が始まって、最前線に位置する陸戦隊のある中隊の戦いの描写に終始する。結論から言うと本作は凡庸な戦争映画と言うしかない。演出、キャメラワーク、そして中隊長を演じる大日方傳のお芝居もイマイチである。画質もボケ気味だし、音声も聞きにくい。具体的な戦況は各小隊から有線電話で大日方中隊長に伝えられた内容でしかわからないし、何千人もの中国兵が攻めてきたと言ってもそれを映像で捉えているワケでもないので、映画としての説得力および表現力は貧弱である。しかも戦闘シーンには使い回しのカットが多数あるし。あと本作にも当時19歳の原節子が出演している。彼女の役どころは、日本軍に保護された中国人の避難民のひとりで、日本軍に反抗的で野性的な少女、といった感じであるが彼女の出番は少ない。彼女の写真集を見ると、本作のスチール写真としてチャイナ服に身を包んだエキゾチックなお姿が載っていることが多い。それで長い間一体どんな役を演じているのかと妄想が膨らみ放題であったが、拍子抜けであった。しかし他人に悪態をついたり、唾を吐きかけたりする原さんのお姿は貴重といえば貴重。何はともあれ、あの金子光晴が最晩年の大著の自伝に三分の一を費やした、当時の魔都上海の映像をたくさん見ることができる貴重な映画でもあるし、戦前の邦画ファンと原節子のファンであればこの値段ならば、お買い得でしょうか？
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アレス・ヴィーダー・オッフェン(紙ジャケット仕様)
メール送るとスグ返事くれるヒト。３日後くらいに返事くれるヒト。多分一生返事返って来ないヒト。まあ、ヒトそれぞれで、以前はいちいち腹を立てていたんですが、最近はあきらめました。大人になったのか、オレ。え？何の話。凶暴じゃなくなった（表面上）ノイバウンテンなんて、味噌の入っていない味噌汁のようなもの（お湯？）とハナから否定的な旧来ファンにはＡＯＲのアルバム同然にしか聴こえないのだろう本盤はオレの琴線に触れまくる最近のヘヴィーローテーションでもありんす。ノイバウンテン聴いて苦い涙流したって、ふと一人旅に出たくなったりしたっていいじゃない。電気ドリルとハンマーと鉄板叩いてチャンチキおけさだけが革命なのか？
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Tears
青春時代の好きな歌が聞けて嬉しかった！！＼(^o^)／わーい
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コラプス
１９８４年Princeの名盤Purple Rainによって、洋楽に目覚めたオレは暇があればFMを聴いていました。Born in the U.S.A.、Karma Chameleon、The Reflex、etc…。良いメロディーとリズムで構成された分かり易い曲を聴いていた耳に、ある日ノイズの塊が流し込まれました。パーソナリティーいわくドイツの前衛音楽集団でライヴハウスをブチ壊して出禁をくらったとか言ってた気がします。ともかく当時のオレには音楽と認識できる代物じゃありませんでした。その後FMラジオは発売したばかりのCDプレーヤーに代わり、聴くものもThe Stooges、The Velvet Undergroundとディープなものにシフトしていきました。５年後Nick Cave & the Bad Seedsを経由して、この前衛音楽集団の所に戻ってきていました。今でも真っ当な意味でNeubautenの初期二枚を音楽だとは思っていません。だってNeubauten自体がHalber Mensch以降は、真っ当な音楽しか創っていないんですから。Tanz DebilとかSehnsuchtとか分かり易い曲もあるけど、水がこぽこぽ鳴ってる音をバックにヴォーカルがのってるだけのNegativ Neinなんかは人に薦められるもんじゃない。それでもオレはこのアルバムが大好きです。多分、メロディーでもリズムでもなく単純に‘音‘を楽しむことを教えてくれたアルバムだから…。紆余曲折を経てこのアルバムに出会えたことを感謝します。
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小津安二郎 - 母を恋はずや/Yasujiro Ozu - A Mother Should be Loved(1934)
Einstürzende Neubauten - from the film "1/2 Mensch"
Silent Tone Record/チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲/イダ・ヘンデル、ユージン・グーセンス指揮/HMV：DLP 1190/クラシック・レコード専門店サイレント・トーン・レコード
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